大気 ~空をきれいにする(大気汚染防止)~

車両を多く使うヤマトグループにとって大気汚染の防止は重要な課題です。ヤマトグループは、「大気」を重要課題(マテリアリティ)のひとつと特定し、環境方針のもと取り組みを進めています。環境中期計画で大気に関する目標を定め、自動車による大気への影響を減らし、地域の空をきれいにする輸送を追求しています。

目標と実績

環境中期計画2023の目標と実績(サステナブル中期計画2023)
マテリアリティ 2023年度目標 2023年度実績
大気
  空をきれいにする(大気汚染防止) 自動車NOx、PM排出量2020年度比25%削減*6 2020年度比
NOx:33%削減
PM:33%削減
大気汚染物質排出が少ない自動車の導入 大気汚染物質排出が少ない自動車
8,951台導入
  輸送の大気汚染物質排出削減 低炭素や大気汚染防止を目指した自動モビリティ*5の調査・共同研究 パートナーと自動モビリティについて協議・技術の確認を継続実施

*5 自動運転や隊列走行等の自動モビリティ
*6 範囲はヤマト運輸(株)

関連するSDGs
3 すべての人に健康と福祉を
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任

その他の目標は、「サステナビリティ戦略・目標と実績」をご参照ください。

パフォーマンスデータ

ヤマトグループは、NOxやPMの排出が少ない車両の導入を進め、規制対応や大気汚染防止に努めています。
また、大気汚染物質や塗装で使う化学物質等を把握し、削減を進め、適正な管理を行っています。

大気汚染物質やVOCなどの排出量
項目 範囲・詳細 排出量(t)
2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
NOx(窒素酸化物) 国内連結会社および(株)スワン 608 665 612 512 443
ヤマト運輸(株)単体 500 501 463 380 326
SOx(硫黄酸化物) 0 0 0 0 0
PM(粒子状物質) 国内連結会社および(株)スワン 14 15 14 11 10
ヤマト運輸(株)単体 12 11 11 9 8
化学物質 VOC以外の化学物質 0 0 0 0 0
VOC* 0.92 0.92 0 0 0
  • SOx・化学物質の範囲:国内連結会社および(株)スワン
  • *VOC(揮発性有機化合物)について、ヤマトオートワークス(株)は2018年度から集計